円安
1米ドル=100円から1米ドル=120円になることを円安ドル高と言います。1ドル100えんが120円になっても日本国内で100円買える物はそのまま100円で買えます、120円出さないと買えなくなるというわけではありません。しかし、海外旅行に行くために銀行にドルを買いに行くと100円では1ドルもらえなくなっています、120円出さないと1ドルが買えません。これが円安になるということなのです。一方輸入は円安だと割高と言うことになります、ほぼ全て輸入に頼っている石油は円ベースの価格が上昇してしまいます。ですから、大幅な円安は輸出産業界も望んでいません。円高とか円安とか言っても相対的な物です。先後しばらくは1米ドル=360円の固定レートでした。80年代にはいると200円前後になり長期円高傾向が明らかになり、輸出産業では、いくらの円高まで耐えられるかという議論が盛んに行われました、当時1米ドル=140円くらいがデットラインと見られていましたが、80年代末には120円前後まで円高が進み、日本の国際競争力は大幅に弱まり90年代の長期不況へと突入していくこととなりました。